今年2月の日本武道館公演を見据え、より幅広い曲調を揃えたサード・アルバム。マリリン・マンソン風のインダストリアル・メタルを掲げた“Enigma”も強烈だが、民族調のリズムがクセになる“AMA-TE-RAS”、ミラーボールが似合う“Night Fligh”とさまざまなノリで聴く者を楽しませてくれる。〈ラウド〉の一言では括り切れない魅力が開花した濃厚な一枚だ。