2年弱ぶりの新作は、常連の根岸孝旨に加え、これまでもCocco作品をサポートしてきた渡辺シュンスケが5曲をプロデュース。パワフルに開ける根岸曲に対し、清澄なストリングスを従えたバラード“春荒らし”や厳かなコーラスが沁みる“Sweet silence”など、本作の叙情パートを美しく彩っている。16年越しで音源化された“藍に深し”もゴスペルの如き感動を改めて。