ジ・オーブのアレックス・パターソンと初期メンバーのアンディ・ファルコナーによるコラボ・ユニットの、3年ぶり2作目。長いキャリアでさまざまな電子音楽を奏で続けてきた二人だけあって、いまここで鳴らされるべき音が収められている。オリエンタルな音色の主旋律をじわりじわりと展開させていく壮大な“Purgatory”はすっきりとした聴後感すらも味わい深い。