西洋と東洋のサウンドが交雑した音楽性で注目を集める、メルボルンのバンドによる最新EP。反復するブレイクビーツはヒップホップ的でありながら、ラヴィ・シャンカールなどインド音楽の香りも随所で漂わせる全5曲はとてもエキゾチック。チルな音像には、2000年代のダウンテンポやアーサー・ライマンといったラウンジ・ミュージックの系譜を見い出せる。