注目のオルタナバンドkurayamisakaが新曲“jitensha”をリリース、初ツアーを4都市で開催

kurayamisakaがニューシングル“jitensha”を明日5月22日（水）にリリースし、ツアー〈tomoran pre. kurayamisaka tte, doko? “自転車で行くには少しだけ遠過ぎるかなツアー”〉を7月21日（日）から開催する。

2022年に東京・大井町で結成され、これまでにEPを1作、シングルを2作リリースしているバンド、kurayamisaka（読み：くらやみざか）。清水正太郎（ギター）、内藤さち（ボーカル／ギター）、堀田庸輔（ドラムス）、フクダリュウジ（ギター）、阿左美倫平（ベース）の5人編成で活動中だ。

kurayamisakaは、toddle、bloodthirsty butchers、ASIAN KUNG-FU GENERATIONらをリスペクトし、90〜20000sのオルタナティブロック的な苛烈なギターサウンドに、少し懐かしい歌謡感のあるメロディ、憂いを帯びた歌声によるインディサウンドが大きな特徴。またコンポーザーである清水は〈せだい〉で、ベーシストの阿左美はyubioriでも精力的に活動しており、活動の幅は多岐にわたる。

そんなkurayamisakaのEP『kimi wo omotte iru』（2022年）は、海外を含むインディロックシーンで支持され、CDは販売後に即完売。LPもインディバンドとしては異例の1,000枚が即完売し、米音楽アーカイブサイト〈Rate Your Music〉では2022年にリリースされたEPでトップ10入りした。またSpotifyの月間リスナー数は2万人超と、非常に勢いのあるバンドだ。

5人の新曲“jitensha”は、シングル『evergreen / modify Youth』（2023年）から約1年ぶりの新作。ソングライティングにさらに磨きがかかった作品で、すでにライブでは定番になっている。オルタナティブロック的なギターはもちろんのこと、これまでのkurayamisakaの音楽性を踏襲したうえでのドラマティックな曲展開やサウンドなどが、今後のバンドの方針を示す曲だ。

歌詞は、誰かの人生の一部を切り取ったような、小説や短編映画のような特徴を持っており、今回も少年がテーマ。自転車を一人で漕いでいく彼がなぜ悲しみにくれているのか、リスナーに想像の余白を残すことで、曲の世界により没頭できる作品に仕上がった。

さらに“jitensha”のリリースに伴って、初の自主企画ツアー〈tomoran pre. kurayamisaka tte, doko? “自転車で行くには少しだけ遠過ぎるかなツアー”〉を開催する。

〈kurayamisaka tte, doko?〉は、彼らが結成当初から開催している自主企画シリーズで、これまでの公演はすべてソールドアウト。〈地方でもライブをおこなってほしい〉という声が多くのリスナーから寄せられ、今回のツアーの開催が実現した。ライブは神奈川・横浜、愛知・名古屋、大阪、東京で4公演の開催が予定されており、10月11日（金）に東京・新代田FEVERで宇宙ネコ子を迎えたツーマンイベントでファイナルを迎える。

kurayamisakaは、Homecomingsが主催する〈many shapes, many echoes〉へdowntとともにゲスト出演することも決定している。新曲“jitensha”の配信に初のツアーの開催と、いま目が離せないバンドだ。

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