ハウシーなラップ・チューン“NO WAY”(2021年)が海外でも注目を集め、MONDO GROSSOやBIMの作品にも参加するなど、地元の群馬から越境的なダンス・ミュージックを発信して世界を踊らせる2人組が、初の全国流通アルバムをリリース。MAWばりの直球ラテン・ハウス“Odotchatta”やレゲトン~バイリ・ファンキっぽいノリが楽しい“Avance”、祭囃子をネタ使いした“Hacha Mecha”、UKベース・ミュージック由来のラガ曲“Rapa Dan Dan”などいろんなリズムを節操なく取り入れつつ、シンプルにブチ上がれる曲に仕立てる手腕は本物。ユーモラスなのにスタイリッシュなバランス感覚もすごい。