プロデュースを手掛けたコーラル『Sea Of Mirrors』での仕事も見事だった音の魔術師、ショーン・オヘイガン。彼が率いるハイ・ラマズの8年ぶりとなるアルバムは、現代のR&Bやヒップホップから影響を受けたという内容で、ショーンのいつも以上にソウルフルな歌声も聴きどころだ。彼が敬愛するビーチ・ボーイズの『Wild Honey』や『Friends』に通じる好盤。