ブギー/ファンクな2016年の初作が注目されたノースキャロライナのソロ・ユニットによる新作は、ジャケや表題通りの土臭い仕上がり。同郷バンドのオルゴンからセルジオ・リオスをプロデュースに迎え、ライヴ感にこだわったファンクを聴かせていく。カルトな70年代ブラック・ムーヴィーのサントラを聴いているような錯覚を起こさせる、粗削りな感覚も好ましい。