11人の子を持つ母としても逞しい姿を見せるシンガーの8年ぶりとなるオリジナル作。ブラック・エルヴィスの制作で、シャーデーやフラミンゴスの名曲に着想を得たり、バラード古典“Unchained Melody”を取り上げるなど7年前のカヴァー集の残り香があればダンスホール風も飛び出すが、トラップに寄りつつ今回もオーセンティックなR&Bを歌う。芯のある歌声も不変だ。