ボン・イヴェールでの活動も知られるショーン・キャリーを含む3人組の初作は、北米先住民族の交歓会である〈パウワウ〉で奏でられる伝統的な音楽をテーマにしたもの。彼らのエスニックな歌唱法は非常にユニークで、ブルースやカントリーとはまた一味違う米国ルーツ音楽の奥深さを感じさせる。音自体はモダンにアレンジされており、絶品のアメリカーナ作に仕上がっている。