前作で提示したメタルコア色を、さらに深化、狂暴化させたミニ・アルバム。シンフォニックなシンセと女性コーラスを導入した“Go ahead”や、“Vortex”の壮絶なスクリームと地鳴りのように踏みつけられるバスドラムなど、間違いなくギルガメッシュ史上最凶の重量感。しかし、ラウドになればなるほど、より際立つ彼ららしいメロディーがとても心地良い。結成10周年に確固たる意志を持って届けられる快作。