前作『Drill Music In Zion』に続いて盟友サウンドトラックとタッグを組んだ9作目。表題の〈サムライ〉は敬愛するエイミー・ワインハウスの発言に着想を得たものだそうで、全体的に90sのジャズ・ラップの薫りが漂うなかでも気怠い女声コーラスを交えた“No. 1 Headband”はまさにな仕上がり。巧みなライム含めヒップホップに忠義を尽くす彼のサムライ魂が詰まった燻し銀な名品。