Y2K以前のポップ・サウンドに特化した、米国の男女デュオによる2年ぶりのセカンド・アルバム作。80~90年代のシンセ・ポップのいいとこ取りとも言えそうな、多彩でヴィヴィッドなサウンドを万華鏡のように解き放つ。キュートな女性ヴォーカルとプログレな演奏のミスマッチもユニークだし、デビュー当初のMGMTを思わせるサイケ感もあり、全編耳を捉えて離さない。