デビュー作が好評を得たサンディエゴの3人組から2年ぶりの新作が到着。ドゥワップからモータウンやフィリーに至るまで、今回も50~70年代のマナーを蕩けるような歌と演奏で現代に再生していく。レトロ、ヴィンテージ、ソウルディーズなど呼び名は何でもよいが、スウィートなソウルの美学が脈々と継承されていくことの素晴らしさも感じられる作品だ。