1曲目“Vilified”から鳥肌が立った。アリス・イン・チェインズのギタリストによるソロ4作目はバンドの傑作『Dirt』を彷彿とさせる激重グルーヴが渦巻き、妖艶なる美メロの洪水にただただ溺れるのみ。ダフ・マッケイガンやロバート・トゥルヒーヨらゲスト陣の参加も曲を骨太にしている要因だろう。躍動感溢れる表題曲は文句ナシのかっこ良さで、全編で抗えない魅力を放っている。