前作同様、このソロ3作目でもアコギを基調にした平穏な曲調が並び、肩の力は抜けているのに、聴き手の背中を静かに押す気力に漲っている。各曲に豊潤なコーラスを入れつつ、カントリー調の“Forgiveness”におけるダフの雄大な歌声は絶品。そして、ラスト3曲でスラッシュ、ジェリー・カントレル、イギー・ポップと豪華ゲスト陣を配した流れも最高だ。