アリス・イン・チェインズの活動があったため、ソロ作としては19年ぶりになるサード・アルバム。前作は本隊に通じる漆黒のヘヴィネスで衝撃を与えてくれたが、今作は録音にダフ・マッケイガン(ベース)を含めて気の合うミュージシャンが多数参加し、どこか開放感に溢れた明るめの曲調が並ぶ。とはいえ、専売特許の陰影メロディーも健在なのでご安心を。エルトン・ジョンのカヴァー“Goodbye”も味わい深い。