ニュージーランドの7人組による6枚目のスタジオ作は、レゲエ/ダブを出発点に音楽性を広げてきたバンドの姿が映る内容。その初期設定を取っ払ってファンキーにうねるタイトル曲をはじめ、テクノ〜ハウス的なビートも難なく取り込んでみせている。そんななか、ダビーな空間に妖しいギターが響き渡る“Oldemos”は、憂いに満ちたヴォーカルともベストマッチな一曲。