前作から1年9か月、J-Popシーンで唯一無二の存在感とエヴァーグリーンな魅力を放ってきた彼らだが、本作の1曲目“PLAYER 1”を聴いて、さらなる進化を遂げるのだと胸が震えた。バンドの可能性は無限大なのだと思わせてくれるこの曲で始まり、ドラマや映画、アニメ、CMとタイアップした楽曲も多数収めながら、実験的なアプローチで魅せる中盤の“Channel Me”は、なんて贅沢なトラックなのだろうとワクワクが止まらない。緑黄色社会にはどれほどのチャンネルがあるのだろうという期待と、どんなナンバーでも自分たちのカラーに染めるポテンシャルの高さを改めて感じられる充実作。