Page 3 / 4 1ページ目から読む
babyMINT

斬新な音楽とダンスで想いを伝えたアイドルグループbabyMINT

〈台湾音市 Vol.2〉でトリを務めたのは、babyMINT。2023年のガールズグループオーディション番組「未来少女」から誕生した女性アイドルグループです。楽曲“Hellokittybalahcurrihellokitty美味しい”が、TikTokで数千万回再生され、大ヒットを記録した、台湾アイドルシーンの大注目株です。

babyMINTがステージに登場する前から、その姿をカメラに収めようと多くの観客がスマホを掲げ、動画撮影の準備をしていました。アラビア音楽を思わせる印象的なイントロが流れる中、ステージ後方のライトが妖艶なダンスを披露する彼女たちのシルエットを浮かび上がらせます。そして1曲目“La Nueva Era(青春新時代)”のイントロが流れ、ずっしりと体に響く力強いビートが鳴り響きます。照明が一気にbabyMINTを照らすと、会場から大歓声が沸き起こりました。

この日のライブはメドレー形式で進行し、ほどなくして2曲目“GrAb Me If U CaN!!”が演奏されました。ギターリフが印象的なハイパーポップ調の楽曲で、冒頭からエッジの効いた楽曲を立て続けに披露するbabyMINTの大胆さには感心させられました。続いて、3曲目“2023 : BBMeme ODYSSEY”、4曲目“ICKY蛙化° (╭╮) °”が、キレのあるダンスとともに披露され、休む間もなく楽曲が展開されていきました。

MCはまず「よし!」と叫ぶユーモラスな一言から始まり、日本語と英語でユニットの紹介が行われます。メンバーの粼粼 LIN(リン)は「私たちのミッションは、退屈な境界線をイノベーティブな音楽で壊すことです」と語り、その言葉通り、彼女たちが披露する音楽やダンスは、台湾音楽シーンで前例のないほど斬新でした。そのパフォーマンスを通じて、メンバーのみならず、〈babyMINT〉というプロジェクトに関わるチーム全体の熱意がひしひしと伝わってきました。

その後、5曲目“BOOOOOORING”、6曲目“Ocean Bomb”が立て続けに披露されました。“Ocean Bomb”はダンサブルな2ステップビートとキャッチーなメロディーが中毒性を持ち、思わず体が揺れてしまう楽曲です。続いて披露されたのは、babyMINTを象徴する楽曲“Hellokittybalahcurrihellokitty美味しい”。演奏前には観客と一緒にサビの歌唱とダンスの練習を行い、インタラクティブで楽しいひとときを演出しました。

7曲目“怪怪滴”は、〈私たちはみんな変。でも、それでいい〉というメッセージが込められたドリーミーなエレクトロポップ。エネルギッシュなパフォーマンスが続く中で、一転してチルなムードを堪能できる一曲でした。さらに、8曲目“心悸寶貝 BIUBIU”の演奏後には、メンバーの品妡(ピクシー)が感極まり涙する場面もあり、彼女たちが日本公演にかける想いが観客に強く伝わりました。

最後に披露されたのは“\ LUCY!!!!!! /”。華やかなシンセサウンドとキレのあるラップが際立つ楽曲で、会場の興奮は最高潮に達しました。演奏後にはアンコールの声が沸き起こり、メンバーたちが再登場。今度は韋喬薺(ヴィッキー)が目に涙を浮かべながら登場し、“Hellokittybalahcurrihellokitty美味しい”をアカペラで披露。最後の最後までファンを楽しませる姿勢に、プロ意識の高さが感じられました。

インタビューで熙妍(シエナ)は、「これまで東京に来るたびに、タワーレコードで必ずレコードを買っていました。そんな場所で、自分がサイン会とライブを開催できるなんて本当に嬉しいです」と喜びを語りました。