17世紀半ば、ハプスブルク宮廷に仕えたイタリア生まれの鬼才パンドルフィ・メアッリ。アンドリュー・マンゼやグナール・レツボールが現代に蘇らせてきた彼のヴァイオリン・ソナタを名手ゼペックが、ヒレ・パール、リー・サンタナ、ミヒャエル・ベーリンガーという豪華なメンバーと録音。声楽的発想も取り入れ、多彩な技巧と曲想が次から次へとあふれ出す、ソナタ形式にこだわらない自由で、幻想的で、超個性的なパンドルフィの音楽を、ゼペックと凄腕の仲間たちは大胆な即興をふんだんに混じえて、圧倒的な技巧で弾きまくる! 衝撃的な作品を衝撃的な演奏でお楽しみあれ。