ソロ5作目は前作でのバンド・サウンド回帰をさらに推進した、昂揚感とエネルギーに満ち溢れた一枚となった。もちろんレミオロメン時代とはまた異なるアプローチではあるが、こういう音を待っていた!という向きは多そうだ。力強い音の鳴りとの相乗効果で、彼らしい詩情やブライトな歌声の温かみ、穏やかでいて確かなメッセージ性もくっきり立ち上がってくる。