4月に初来日したLA出身のポスト・パンク・バンドの4作目。肉体に訴え掛けるエレクトロニック・ボディ・ミュージックの激しいビートと、ダークな耽美主義が身上だ。00年前後のエレクトロクラッシュや90年代のインダストリアル系を踏襲したリヴァイヴァル・サウンドは、この時代を踊り明かすのにピッタリ。いまこそ必要とされているのかも。