TV「アメリカズ・ゴット・タレント」で優勝した12歳の少女もいまや21歳。7年半ぶりのセカンド・アルバムには〈チャイルドスター〉としての苦悩の半生が投影される。デミ・ロヴァート、ソフィア・カーソンらを手掛けるエレン・カンナータと主に制作。スタイリッシュなポップ・サウンドに乗せて、ため息混じりのウィスパー・ヴォイスからクリアで瑞々しい美声まで、さまざまな声色を使ってドラマティックに訴えかける。アリーヤズ・インタールードをゲストに迎えた“Babydoll”など、自由を謳歌する奔放キャラに驚かされつつ、ここからが本当の意味でのスタートとなるはずだ。