TrySailの3人はソロでも邁進中! 三者三様な活動を紹介します!!!
夏川椎菜
麻倉・雨宮と同じく2012年に声優デビューを果たし、2017年からソロ・シンガー活動を始めた夏川椎菜。サード・シングル“パレイド”をきっかけに自己の音楽路線が示され、ファースト・アルバム『ログライン』でひねくれた本音を吐き出すオルタナティヴな音楽性が確立。自己の劣等感を吠えるすりぃ提供曲“アンチテーゼ”、ぶち上げライヴ・チューン“ハレノバテイクオーバー”など、現在までにアルバム3作を含む多数の楽曲を発表している。また、小説執筆などで培った文才は作詞面でも存分に発揮。居心地の悪い人間関係を描いた“「 later 」”、自分の身の丈を再認識する“テノヒラ”など、本人の心に迫るシンガー・ソングライター的な楽曲も多い。彼女が唱える〈前向きすぎないメッセージ〉は随所に散りばめられている。
夏川椎菜の近作を一部紹介。
左から、2025年のEP『Ep04』、2024年のシングル“「 later 」”(共にMusicRay'n)
麻倉もも
ラヴソング――それは麻倉もものソロ活動における代名詞である。2016年のソロ・デビュー以降、4枚のアルバムに収録されたほぼすべての楽曲が恋愛をテーマにしたもので、脳内パニックな乙女心を表現した“ピンキーフック”、小悪魔的に翻弄するポップ・パンク“フラガリア×アナナッサ”、Kawaiiファンシー・ポップ“めいきゅーらぶみー”など、楽曲の世界観や主人公の性格をしっかり設定したうえで繰り広げられるシチュエーションの数々は、もはや恋愛ストーリーテラーと呼んでも過言ではない。透明感のある可憐な歌声と声優業で磨かれた繊細な表現力が楽曲のドラマ性をさらに引き立たせている。なお、歌手の家入レオは地元である福岡の中学・高校時代の友人で、2024年には日比谷公園大音楽堂でツーマンライヴも開催された。
麻倉ももの近作を一部紹介。
左から、2025年のシングル“めいきゅーらぶみー”、2024年作『ChouChou』(共にMusicRay'n)
雨宮天
雨宮天は、TrySailのデビュー前からソロ・シンガーとしても活動。これまでに2枚のベスト盤を含むアルバム6作をリリースしている。疾走感のあるハード・ロック“Skyreach”から、キュートさを押し出した“PARADOX”まで、アニメ・タイアップの多さもあって歌いこなすジャンルの幅も一段と広い。そして、現在のソロ活動のひとつの軸になっているのが、彼女のルーツでもある歌謡曲。2017年発売のお洒落なジャズ・ナンバー“irodori”を皮切りに、昭和の名曲を歌うライヴの定期開催、第3弾まで制作されているカヴァー・アルバム『COVERS -Sora Amamiya favorite songs-』や、自身がすべての作詞作曲を手掛けた歌謡曲テイストのEP『雨宮天作品集1 -導火線-』のリリースなど、彼女の愛は留まるところを知らない。 *河瀬タツヤ
雨宮天の近作。
左ら、2025年作『COVERSIII -Sora Amamiya favorite songs-』、2024年のシングル“Blue Christmas for You”(共にMusicRay'n)