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基 俊介

7人の色や魅力、個性がより表れてきた

――この2025年で〈IMP.ならではの武器〉は、見つかった感覚がありますか。

「言語化すると、ちょっと拙いかもしれないんですけど、個性が如実に出てきたように感じていて。たとえば、舞台で演じる役と本人がリンクする瞬間があったりとか、ユニットコーナーで各々の声の特徴を活かしたりとか、そういう諸々を含めてカラーがかなり出始めていると思うんですよね。これってもっともっと世に出て行くためのヒントになるんじゃないかなって、僕は思っているんです。

『MAGenter』の収録曲においても、アルバムのカラーを保持したうえで、ひとりひとりの声の特徴を活かした選曲になっているので。1枚を通して聴いていただくと、〈この人の魅力って、こういうところにあったりするのかな〉といった発見にも繋がると思いますね」

――今のIMP.は、歌やダンス、演技といった表現にも、一段と個性が乗りやすくなってきているターンだと。

「自分たちが〈こういうグループです〉って言葉にするのも、もちろん大切だとは思うんです。でも結局は、曲を聴いたりパフォーマンスを観たりした方に、どういうふうに受け取ってもらえるかじゃないですか。

僕らは楽曲だとクールさやスタイリッシュさが前面に出ているけど、YouTubeとかラジオでは楽曲とのギャップを楽しんでもらえるグループでもある。アーティストだのアイドルだのと一言で表せるものではないので、自分たちのスタイルを磨いて、〈IMP.はこういうグループです〉と示していくことが大事なんだと僕は思っています。最終的には、〈応援してくださっているファンの方を楽しませたい〉の一点に集約されるんですけどね」

 

鈴木大河

PINKY.とともに僕らのスタイルを作り上げていけたら

――となると、楽曲制作においても〈ファンが喜びそうなものを作る〉ということが主軸になっているのでしょうか。

鈴木大河「ファンの方に楽しんでもらえる楽曲を作る、セットリストにするというのは、僕らのなかの共通認識としてあると思いますね」

「そういう意味でいうと『MAGenter』は、ひとつのキーになってくるんじゃないかな。僕らが〈ファンの人が求めてるんじゃないかな〉って推測できるような楽曲は、今作にも入っていると思いますし」

鈴木「僕たちはライブ中に、ファンの方の反応をすごく見ているんですよ。率先してセットリストを組んでくれているのはヨコ(横原)と奏ですが、メンバー内で〈今回のライブはこういうふうに感じた〉とか〈この曲をやったら、こういう反応だったよね〉みたいな話もよくしますし」

「そうやって、PINKY.のみんながどういうふうに感じているのか、僕たちはたくさん感じ取ってる。でも、だからといって、どちらかが一方的になっちゃうのも悲しいと思っていて。僕らとPINKY.、お互いの気持ちいいところを模索しながら、IMP.のスタイルを作り上げていけたらいいなって思います」

鈴木「〈俺らといったらこういう曲だよね〉とか〈こういうイメージだよね〉って決めきるというよりは、柔軟に対応できるグループでありたい。〈こういう場面ではこう!〉みたいな感じで。フェスにしても、日本と海外ではノリもウケる曲も全然違いますからね」