ハリー・スタイルズのツアー・サポートを務めたことも話題になったシンガー・ソングライターによる失恋3部作の最終章。フォーク・ロックな表題曲以外は、ほぼ弾き語りに近い、とことん音数を削ぎ落としたアンサンブルがとどめを刺すように彼女の感情を剥き出しにする。ある意味コアな作品とも言えるが、なかにはキャッチーでポップな魅力を閃かせる曲も。