“STAY”の特大ヒットで一躍グローバルな注目を集めた豪州のシンガー/ラッパーの2作目。先行カットには90〜00年代R&Bオマージュを盛り込んだポップな佳曲もあったがそれらはほぼ収録されず、ヴィーガンやエイジド兄弟(インク・ノー・ワールド)らをプロデュースに迎えて4か月で一から作り上げたという。手痛い失恋によってそのように路線変更したそうだが、確かに破局前に制作したという“I’M SO IN LOVE WITH YOU”の浮き立つようなメロウネスに比べ、他曲は寂寥感あるメランコリックな雰囲気。パーソナルな内容は切ないヴォーカルと相まって、R&Bアルバムとしての統一感に寄与している。