全国のタワーレコードの音楽好きな店長が今おすすめしたい1枚をピックアップし、店頭やオンラインで展開する企画〈マスターズチョイス〉。Mikikiでも選盤とコメントを月~金曜日に毎日紹介します。本日は、名古屋パルコ店の加藤信喜さんがジョエル・ロス『Gospel Music』を推薦。 *Mikiki編集部

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JOEL ROSS 『Gospel Music』 Blue Note(2026)

 

若き天才ヴィブラフォン奏者による飽くなき探求!

名門ブルーノートからリリースされた5作目は、聖書からのインスピレーションを受け、自身のルーツをタイトルに冠した、彼らしい探究的な一作。全17曲中15曲は彼自身の作曲によるもので、一部楽曲ではチェレスタやドラムを兼任するなど、マルチな一面も披露。レギュラーバンドに2人のフロント楽器が加わり、妻がボーカル参加する⑪を始め、楽曲毎に自身の立ち位置を絶妙なバランスに保ちつつも、中盤の激しいソロが魅力的な④や、⑦のドラムとの長尺の対話などしっかりとヴィブラフォンも堪能できます!