長崎発、2019年に結成された〈3人組ウルトラスーパーポップバンド〉によるメジャー・ファースト・アルバム。弾けるような爽快なトラックが印象を残す“だって眩しくて”、エモーショナルで疾走感溢れる仕上がりの“幽霊まぼろし”、緩やかで優しくリスナーに歌いかける“目黒シネマロマンス”など11曲で構成。何気ない日常、ふとした瞬間に抱く感情を、聴き手の記憶と重ねながらキャッチーなメロディーに乗せて、じわりと輪郭を残していく。キラキラした青春感たっぷりのギター・サウンドのなかに時折覗く不安定さや揺らぎ、浦小雪(ヴォーカル/ギター)の真っ直ぐな歌声も胸に刺さる。