全国のタワーレコードの音楽好きな店長が今おすすめしたい1枚をピックアップし、店頭やオンラインで展開する企画〈マスターズチョイス〉。Mikikiでも選盤とコメントを月~金曜日に毎日紹介します。本日は、吉祥寺パルコ店の村越辰哉さんがヨハンナ・リネア・ヤコブソン『Don’t Overthink It』を推薦。 *Mikiki編集部

〈北欧のノラ・ジョーンズ〉と言ったら気になりますか?
ジャズをクロスオーバーさせるシンガーソングライター&サックス奏者の2nd! 前作よりもDon’t Overthink Itフォーマットから飛躍。ジャズ味とロック味の絶妙なバランスのサウンドと切々としたメロディを持つ自作曲がイイ! ノラを出しにしてしまいましたが、同じジョーンズでもリッキー・リー・ジョーンズのジャジーサイドに近い味わい! かつジャコ・パストリアスやパット・メセニーとコラボしていた時期のジョニ・ミッチェルも想起させ、ヴァン・モリソン『Astral Weeks』を継承するような厳かなフォーキーの手触りも。追加3曲はジャズスタンダード(⑨バーンスタイン作、⑩デューク・エリントン作、⑪ロジャース&ハート作)で、本編の質感で染めており見事。