Netflix制作のドキュメンタリー「ノア・カーン:アウト・オブ・ボディ」を間に挿んで届けた4作目。アーロン・デスナーを共同プロデュースに迎えてアンビエントな音響とメロウな歌心が溶け合った“End Of August”での導入からただならぬ訴求力を漂わせる今回は、エモーショナルなロック曲や美しく儚げなフォーク・ロックなど多彩な楽曲を織り交ぜ、ポップ性と実験性の境界線をゆっくり溶かしながら新たな地平へ到達したという印象があり。アメリカーナ的風景をインディー・フォーク的な精神性で掬い上げるスタイルを確立して、初の全米1位を獲得。わが国のリスナーにもきっと強く刺さるはず。