[緊急ワイド]胸に響く歌 ’25
新しい何かが俺の中で目覚めた――フォーク、カントリー、アメリカーナ、どんな名前をつけようと、心のずっと奥にある歌は、心の中に響く歌声は、いつだってそういう形をしているに違いない!
米ヴァーモント州出身のフォーク・ポップ歌手が問答無用のブレイクを果たした2022年作の新装デラックス盤。ブランディ・カーライルやグレイシー・エイブラムスらとのコラボを収めたさらなる豪華盤〈Forever〉版もフィジカル化してほしいものだ。
昨年“Rich Men North Of Richmond”が全米1位を記録したカントリー/フォーク歌手の初作(同曲は未収録)。報われない人たちに支持されてきた自主録音の楽曲をデイヴ・コブの共同プロデュースによって再録したもので、メンタルの疾患やアルコール依存に苦しむ日々から生まれた〈悩める男の賛美歌〉を嗄れ声で歌い上げている。
「ディア・エヴァン・ハンセン」などで知られる俳優/シンガーのサード・アルバム。デイヴ・コブのプロデュースで、婚約者ノア・ガルヴィンとの関係を軸にクィアとアメリカーナを主題にした意欲作。ブランディ・クラークの歌う“Treehouse”が素晴らしい。
フォーク・ロック〜サンシャイン・ポップな2020年のEP『Life And Life Only』が数年かけて話題になったブライトンの男女デュオ。この初フル・アルバムでは音楽性の幅を広げ、60年代のサイケデリックや伝統的な英国ロックに接近している。
ポスト・マローンやルーカス・ネルソンとの共演で広く知られるようになった、チャールストン出身のオルタナ・カントリー〜ブルーグラス系シンガー・ソングライターによる4作目。穏やかな歌風景にリラックスした演奏が染み渡るような名作だ。
元ドライヴ・バイ・トラッカーズのギタリスト/シンガーによるニュー・アルバム。いつもの400ユニットを迎えず独力で作り上げたフォーク・アルバムで、アマンダ・シャイアーズとの離婚や新しい恋愛などパーソナルな主題を切々と歌い綴っていく。
マムフォード新作にも参加して注目のマディソン・カニンガムが、アンドリュー・バードとコンビを組んでリンジー・バッキンガム&スティーヴィー・ニックスのフォーク・ロック名盤『Buckingham Nicks』(73年)を丸ごとカヴァーした一枚。趣味を全開にした雰囲気十分の内容で、マイク・ヴァイオラの弁えたプロデュース手腕も好ましい。
ソウルやアメリカーナの影響をポップに反映した初作『Chaos And The Calm』(2015年)で全英1位に輝いた英国の人気者による4作目。ノア・カーンとルミニアーズを迎えた冒頭曲からアコースティックな音色と情熱的な歌がアンセミックに響く。
ボーイジーニアスでの活躍によってさらに支持を高めたヴァージニア州リッチモンド出身のシンガー・ソングライターがニュー・アルバムをリリース! 厳かな“Ankles”やアトモスフェリックな“Talk”といった先行曲のほか、ホージアやマディソン・カニンガムら、もちろんジュリアン・ベイカーとフィービー・ブリジャーズも参加している。
ネオ・トラディショナル系のカントリー・サウンドを聴かせるケンタッキー出身のシンガー・ソングライター。アウトロー・カントリーの系譜を感じさせる深みとヴィンテージな質感がマッチした本作では、クリス・クリストファーソンのカヴァーも披露。
ブルーグラスを起点に幅広い音楽性を届けるオースティン出身のシンガー・ソングライター。グラミーの最優秀アメリカーナ部門にノミネートもされた本作では、ダニエル・タシアンをプロデューサーに迎えて親しみやすい歌心を爽やかに聴かせる。
サブ・ポップ時代に全米TOP 10を記録して知られるようになったシアトルのインディー・フォーク・バンド。ワーナーからの移籍を経た通算6枚目のアルバムは、先行曲の時点でスケールの大きさと昂揚感が伝わってくる意欲作になりそうだ。











