誰にも気づかれない心理的な支配と虐待のある家庭を描いており、悲鳴と共感を呼び話題となっている作品だ。母親と中学生の娘くるみ。子供が母親に依存せざるを得なくする呪詛ともいえる言葉で育児し、子供を縛りつけているように見える。が、娘はそのような教育しか受けていないため、母親が幸せに感じることをすることが自分の幸せだと信じて人生を重ねてゆく。相互依存。くるちゃんに対し、気づいてくれ、気づいてくれ、という気持ちを持って見ている自分に気づく。2巻では境遇が重なるもう一人が出現。愛を搾取され、愛を搾取し、やがて制御が効かぬ事態が巻き起こる。惹かれあうふたり。救われる未来を願わずにいられない。
木陰ひな田「虐幸のくるちゃん(2)」母親と中学生の娘が相互依存する姿を描き出し、悲鳴と共感を呼んでいる話題作
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