〈天変地異でも起きてこの世界、いっそ滅んで欲しい〉。こんな妄想にかつて日本全体が染まった時代があった。1999年7の月、ノストラダムスの大予言流行の頃だ。2012年12月下旬にはマヤ歴由来の人類滅亡説もあった。実際には何も起こらず人類は滅んでいない。それがこのマンガでは富士山が大噴火を起こし、ダメダメサラリーマンのモチザネがまさかの大災害を切っ掛けに成り上がっていくのか、という物語が展開される。クレーム対応のため上司と向かった富士山麓からの脱出。キュートなヒロイン・ギャルの登場。東京へ帰還できるのか。そして本書は予言の書となるのか。富士山大噴火といえば「ドラゴンヘッド」を思いだす。モチザネに幸運を。