開業医の娘で女子高生の諸星桜はQ州の片田舎に暮らしており、母親から「医学部に行かん娘なんか、産んだ意味ないんよ」と言われ医学部受験を強要されている。本当は医者になんかなりたくない、本を作る仕事がしたいのだが、許されず、このまま望みがかなわぬ人生になるくらいならいっそ死にたい、そんな希死念慮に囚われ悲しみと苦しみのピークを迎えた桜を一台のトラックが跳ね飛ばした。頭を強く打った桜は「私はお母さんの人生の付属物じゃないんだ」「私の人生は毎日自分のために使っていい」と目覚め、一転Q州を出ることと、東大文学部入学を目指しはじめる。人生を賭けた受験バトル。こうなってはおしまいの教訓に溢れた作品だ。
鳥トマト「二月に殺して桜に埋める 1」トラックに跳ね飛ばされて覚醒した女子高生の人生を賭けた受験バトル
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書籍