昨年リリースされた日本限定の編集盤に続く、世界中のファンお待ちかねのファースト・オリジナル・アルバム。次々と単曲で投下されてきた音源やライヴ・パフォーマンスで耳馴染みのあるトラックが並ぶ作りではあるものの、一枚の作品に束ねられると流石に圧巻だ。ジェイソン・デルーロが熱唱する“Follow Me”やティエストとのコラボ“Colors”のような煌めく歌モノ、ハリソンの猛々しいヴォーカルが昂揚感を誘うロッキン・バウンス“Sally”といったお約束の激アゲ曲から、現行ディープ・ハウスへ目配せしてエレガントに仕上げられた“Where Is Here Now”やR&B調の本編ラスト“Birds Fly”まで、あまりにゴージャスで圧倒されそう! W&Wヘッドハンターズら多数参加したゲストとの絡みにも注目だ。