こんにちは。ほかの書き手のみなさんもそうじゃないかと思いますが、このブログの書き方には毎度頭を悩ませています。文体や分量や時間のかけ方など、まだしばらくはどういう風にしていったらいいものか模索しながらの更新になるかと思いますが、ご容赦くださいませ。
と、今日はだいぶサクッとしたものを。今回ご紹介したいのはカナダのシンガー・ソングライター/トラックメイカー、スラッカー・ザ・ビートチャイルドの“I Surrender”です。
こういう場で書くと〈詳しい人〉という立場からのものに見られてしまいがちで恐縮なのですが、恥ずかしながら今回初めて知った人だったりします。
Mikikiがオープンしてから2日後の夜、仕事を終えて帰宅し、自室のPCでTwitterを見ていたらちょうどタイムライン上に流れてきたのがこちらの記事。「そういえばまだ家ではMikikiを見てなかったな」とURLをクリックし、「ふむふむ……」と関連リンクなんかをチェックしていて見つけたのがこの曲です。
イントロから妙に心地よく聴こえて、「あまり聴いてこなかったけど、こういうのもいいなー」などと思っていたら、そのすぐあとにベースが入ってくるところで「おっ!?」と一気に惹き付けられました。溜めのあるリズムで、周りのビートから微妙にズラされたベース・ラインが、全体のメロウなサウンドの中で絶妙なアクセントになっていると思います。
ついついベースばかりを耳で追ってしまうのですが、そのベースやヴォーカルなどそれぞれのパートも含めた、全体の音の質感も素晴らしいですよね。何度も聴いているうちについ欲しくなって、同曲が収録されたアルバム『The Bonus Tracks (Soul Movement, Vol. 2) - EP』も購入。依然として一番好きなのはこの“I Surrender”なのですが、他の曲もどんどん好きになってきて、最近しょっちゅう聴いています。
自分たちで作っていながらこういうのもなんですが、時間的に〈Mikikiの全ての記事をチェックする〉というのもなかなか難しいですよね。ただ、今回僕がこの作品を知ったのも本当にたまたまなんですけど、それでもこんな良い出会いがある。「良いサイトじゃん!」などと、手前味噌ながら思った次第です。
ちなみに、前述のMikikiの記事(bounce誌からの転載です)で紹介されているアルバムは『Soul Movement, Vol. 2』。若干ややこしいですが、“I Surrender”は同作には収録されていないのご注意を。
それではまた。