ついにメジャー侵攻! 博多のたわわな夏はここだよ!

 グループ激戦区の福岡において、専用劇場のボックスシアター(福岡市東区)を拠点に2010年夏から活動を続けてきたHR。パフォーマンスはもちろん、発表した作品も数を重ねるごとに評価を上げてきた彼女たちが(昨年9月のシングル“希望の蕾”はオリコンウィークリーで5位)、いよいよメジャーのフィールドに。まずは、今年から新リーダーとなったまゆるんをはじめ意気上がるメンバーに、改めてグループの魅力をアピールしていただきましょう!

小林まゆ「まず、個性豊かなメンバーが多いところです。めっちゃちっちゃいコ(最年少は13歳)もいるし、もっちー(望月彩華)は久留米出身でバリバリのギャルだし(笑)」。

安田玲「アイドルが好きな子もいるしね(笑)。それから、劇場に来てくださるとわかるんですけど、客席とステージの段差も少なくて、距離もすごく近いんですね。ステージから降りて歌ったりすることあるので、身近に感じていただけるところも魅力ですね」

青木翼「ファンの方の顔が、(目の前20cmぐらいの場所を示して)こんなところにあったりすることもありますよ」

 と、話を聞いてるだけでも、劇場に出向いていろんなものを確認したくなるわけですが、その前にメジャー・デビュー・シングルとなる“夏色キャンディ”をご紹介。

HR 夏色キャンディ コロムビア(2015)

「これからスタートしていこうという前向きな曲になっているんですけど、それ以上に夏らしさとか可愛らしさが強調された曲です」

まゆ「ライヴで聴いてくださったファンの方々からは、〈アイドルの中のアイドル〉っていう感じの曲だね、って」

「MVはメンバー全員で水着になって撮影したんですけど、自分たちでもすごくイイ感じになったなって思うし、ファンの皆さんからもすごく可愛いねって」

 カップリングには、「いままでのHRにはなかったタイプの曲。ダンスがセクシーでカッコイイんです」(玲)というクールなEDMナンバー“cherry cherry picking”、「HRらしい元気な曲。お気に入りです!」(翼)という“Higher and Higher”、さらには「歌詞が素敵なんです。HRはアップテンポの曲が多いんですけど、この曲はしっとりと聴かせる感じの曲なので、ずっと大事に歌っていきたいなって思います」(まゆ)という“この夏を忘れない”と、メジャー・デビューを飾るに相応しく、多方向からHRの魅力、ポテンシャルにスポットを当てた楽曲を収録。一気に夏気分の高まるジャケットもGOODだし、これからの活躍にも期待が高まるばかり!

「関東よりも北に行ったことがないので、メジャー・デビューをきっかけに、東北や北海道のみなさんにもアピールしていきたいなって思います」

「もちろん、地元のファンのみなさんを大切にしているので、全国のみなさんにも知ってもらって、劇場に来てくれる人をもっと増やしたいです!」

まゆ「メジャー・デビューという夢がひとつ叶ったので、今後は大きな会場でもライヴをやってみたいなって思います。武道館やドームというよりも野外、レベルファイブスタジアムで!」