サーストン・ムーアやジュリア・ホルター等名だたるアーティストのレコーディングやライヴに参加し、多くのミュージシャンにその才能を賞賛される女性ハーピスト。アメリカでの訪れる土地土地でインスピレーションを受けた事柄を反映しながら作曲、録音が行われたという。ハープとラップトップを用い、彼女が感じた様々な事象が美しく繊細に奏でられハープの音色に乗って具現化されていく。ハープのステレオタイプを覆し、イーノのアンビエント 3、ララージのダルシマーを彷彿とさせるメディテーショナルな美しいサウンドスケープを描いた本作は、時代を遊離した普遍的な佇まいをみせてくれる。
女性ハーピスト、メリー・ラティモア アンビエント~フォークからポスト・クラシカル的サウンドまでハープとラップトップで繊細に奏でる
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