全国のタワーレコードのスタッフが、己の〈耳〉と〈直感〉だけを基準に世間で話題になる前のアーティストの作品をピックアップし、全店的なプッシュへと繋げる企画〈タワレコメン〉。これまで、cero、KANA-BOON、Suchmos、雨のパレード、D.A.N.、洋楽ではチャーチズやマーク・ロンソン、タキシード、チャーリー・プース、カイゴといった現行シーンの最前線で活躍するアクトをいち早く発掘しており、現在は月1回のペースでオススメのアイテムを紹介しています。Mikikiでは、そんなタワレコメンの選定会議に潜入し、作品の魅力を視聴コンテンツと共にお伝えする特集を連載中! 今回は8月度の邦楽編を速報レポート!!
★タワレコメンに関する最新情報はこちら
★Mikikiの〈タワレコメン〉関連記事の一覧はこちら
★TOWER RECORDS ONLINEの〈タワレコメン〉特設ページはこちら
タワーレコード本社にて行われたタワレコメンの会議。邦楽担当の腕利きバイヤーたちがオススメのアイテムを持ち寄り、会議室へ集まります。今回も何百タイトルという新作のなかから選ばれた、計14タイトルの音源を聴き比べ、熱い議論の末にタワレコメン・アイテムを絞り込みました。厳しい予選を勝ち抜いたのは……以下の2タイトル!!
★2016年8月度〈タワレコメン〉邦楽編:選出アイテム
東京/茨城を中心に活動する6人組、MARQUEE BEACH CLUBのファースト・アルバム『Flavor』がタワレコメンに! 4つ打ちのビートを軸にしたサウンドに、通俗的なエレクトロ・ポップかと思いきや、パーカッションなど多数の打楽器で織り成すトライバルなグルーヴからは、クラブ・カルチャーからの影響&ダンス・ミュージックへの深い理解が窺えます。6~7分を超える楽曲でも聴き手を飽きさせない構成力も巧みで、会議スタッフは〈サカナクションのリスナーにもオススメしたい本格派〉と絶賛!
続いて、前回のタワレコメンに選出されたyonigeと同じく大阪・寝屋川を拠点に活動する3人組、Unblockの初作『明日の産声』。レーベルはMy Hair is Badと同じTHE NINTH APOLLOということで、推薦バイヤーは〈いまいちばんホットなシーンから登場!〉と声を強めていました。蒼さ溢れるロック・サウンドとスケール感のあるメロディー、さらに心の弱さや熱い想いを真っ直ぐに綴った日本語詞が全国のキッズたちを魅了中。大器を予感させるニューカマーの登場です!
8月度の選考を勝ち抜いたのは上記の2作品でした! いずれのタイトルも8月10日にリリース。入荷状況は店舗により異なりますので、気になる方はお近くのショップへお問い合わせください。次回は2016年9月度のレポートをお届けしますので、お楽しみに!