ブラジル音楽を代表する名盤である、ロー・ボルジェス『A Via Láctea』に参加し、“Chuva Na Montanha(山間の雨)”という楽曲を提供したことで知られている、ミナスのSSW、フェルナンド・オリーの自主制作1st。オリジナル盤のレコードは今でも100ドルを超える高値で取引されているという。しかし、そういった価値的な意味合いよりも内容の素晴らしさに着目してほしい。美しいメロディとメロウネス、浮遊感のあるコーラスと、ミナス音楽の魅力が凝縮された内容で、ブラジル音楽ファンだけでなく、良質のAORやSSWものが好きな方にもオススメです。