ヴィヴィアン・ガールズでベースを担当していたケイティ・グッドマンのソロ・プロジェクト。バンド解散後初となるこの新作では〈レスリー・ゴーア×ブラック・フラッグ〉をめざしたそうで、なるほど、60sポップスフォーク色の濃い持ち前のギター・ポップ・サウンドが俄然パワーアップ。失恋体験を反映させた前2作のメランコリックな作風から一転し、溌剌とした歌の数々が彼女の新たなスタートを印象付けている。