曲調が少しだけ明るくなり、ヘヴィーなだけでなく、演奏からはしっかりメリハリも感じられる4年ぶりのアルバム。モーターヘッドへのオマージュ“Somebody Stole My Eyes”や、アコギを用いたカントリー調の“St. Marie”、ボートラに収められたヴァン・ヘイレンのカヴァーなど、己のルーツも垣間見せながら、過去5作を遥かに凌ぐコリィ・テイラーの豊かな歌唱表現で聴き手を引き込んでいく。力作だ。