HAN-KUNのソロと言えばタフ・ゴング録音が恒例化していましたが、昨年のNY武者修行で己のアイデンティティーを意識したらしく、この5作目はオール日本制作。湘南乃風の最新EPがダンス・オリエンテッドな作りだったのに対し、大サビを装備したミディアムほか、J-Popのメロディー感をレゲエのリズムに持ち込んだような内容です。メジャー・レイザー“Lean On”的な浮遊ポップも、ひと味違う聴き心地で新鮮。