初来日公演を終えたばかりのロンドンに住む電子ポップ・デュオ。バンド編成で世界を旅した成果か、2年ぶりの新作ではリズム・パートがグッと肉体的になり、歌メロもサビでドンッと盛り上がるアンセミックなものへ。チルなモコモコ感が消え、ウワ音がクリアに聴こえてくる点も新鮮だ。寝室を抜け出し、お花畑に足を踏み入れたような明るさが良い。かつてのケイト・ナッシュやリリー・アレンを思い出したり。
オー・ワンダー 『Ultralife』 肉体的になったリズム・パート、アンセミックな歌メロも光る2年ぶり新作
ジャンル
洋楽