3枚目のミニ・アルバムで、絶対の個性である歌詞の寓話性と想像力、アニメ映画を観るような世界観の構築ぶりはさらに進化。テーマは〈人を人たらしめるもの〉で、人生最期の瞬間を描くラスト曲に至るまでの〈Animaplot=生命の構想図〉を描く壮大なもの。サウンドは情報量の多い尖ったギター・ロックで、アコーディオンを入れた柔らかい“トロイカの箱”など新たな工夫もいくつか。聴き終えるとやや疲れるほど濃厚だ。