アンリ・サルヴァドール他数々のフレンチ・アーティストのギタリストとして活躍してきたベテラン、ドミニック・クラヴィク。ミュゼット音楽への貢献度も高く、「フレンチ・カフェ・ミュージック」のシリーズでお馴染みのアコーディオンのダニエル・コランらと組み、フランス映画の音楽を取り上げたオシャレな一作。《巴里の屋根の下》のような古典から《リラの門》《現金に手を出すな》《ピアニストを撃て》《男と女》のような50年代~60年代の傑作を彩った楽曲がミュゼットで蘇える。時にヴォーカルもフィーチャーされ、またミュージックソーの摩訶不思議な響きも彩を添える。
ドミニック・クラヴィク 『フレンチ・カフェ・ミュージック~パリ・シネマ・ミュゼット~』 50~60年代の仏映画彩った楽曲がミュゼットで蘇る
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