ハード・ロック志向の強い前2作で支持層を広げた一方、暴れたい盛りのキッズから不満の声も上がっていたAA。そこで彼らが取った策は、スクリレックスの復帰に沸くフロム・ファスト・トゥ・ラストのマット・グッドをプロデューサーに迎えること。果たして、U2にも迫るビッグ・スケールな歌唱に、暴力的なエレクトロ・サウンドやブレイクダウンを混ぜ、新旧のファンを納得させる新作が完成。素直に参りました。