エンパイアに移籍しての通算4作目は、予告通り人種問題を扱ったコンセプト・アルバム『Good Vs Evil』の続編となった。物議を醸しそうなジャケット(ひざまずくトランプ大統領の前にはヒトラー、ビンラディン、スターリンらが!)から窺えるように、前作よりもさらに政治色を強めた内容。ポリス・ハラスメントを題材にしたストーリーテリング“Shoot Back 2(Dear Officer)”など、並々ならぬ緊張感が全編を覆う。